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6月17日(日)
*東京室内歌劇場コンサート・オペラ モーツァルトの「コジ・ファン・トゥッテ」

このオペラは17日のマチネの公演をTOKYO FMホールで見ました。
作曲家、ピアニスト、司会等、多方面で幅広く活躍中の青島広志の”構成、演出、台本、ちょっとだけピアノ”というマルチタレントぶりでした。
ブルー・アイランド版ということでしたが、これはもちろん青島の英語読みなのでしょう。
この東京室内歌劇場では、去年の「」フィガロの結婚」、一昨年の「魔笛」に続いて、毎年ブルー・アイランド版を発表しているようですが、私は初めて見ました。

さて、このブルーアイランド版、どういうものかと言うと、同性愛が話の軸になります。フィオルディリージとドラベッラはレズビアンの姉妹、フェランドとグリエルモはラグビー部に所属する暑苦しいホモという設定。とにかく観客を楽しませるということを第一義に置いた青島広志の演出は、モーツァルトやダ・ポンテがどう思うかは別にして、あそこまでやればアッパレというべきでしょう。

私はこういうおふざけドタバタ路線は嫌いではありませんが、台本まで勝手に変えてしまうのは、作曲家への冒涜だと思います。まあ、オペラの新しいファン層を開拓するするには1つのアプローチの方法かも知れませんが。

歌手陣歯フィオルディリージがソプラノの悦田比呂子、ドラベッラがメッツォの翠千賀、デスピーナがソプラノの赤星啓子、フェランドにテノールの高野二郎、グリエルモにバリトンの福山出、アルフォンゾにバスの大澤恒夫という6人。なかなか粒は揃っていましたが、特に女性3人と高野二郎が良かったと思います。
by hikari-kozuki | 2007-08-14 19:29 | Opera | Comments(0)
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